室内換気量(CFM)電卓

換気量計算機、空間別必要風量(CMH)および換気装置選定ガイド

使用スペースの面積と用途を考慮し、快適な室内環境に最適な換気量を計算します。一般住宅から湿気の多いバスルーム、煙が発生するダイニングルームのキッチンまで、空間特性に合った必要風量(CMH)を確認し、適切な換気仕様を選択してください。

換気量計算式

換気量は、空間の総体積と時間当たりに必要な「換気回数」を掛けて算出する。

空間体積(Volume)算出
体積(m³] = 面積(㎡] × 天井高さ(m]
必要換気量(Capacity)算出
換気量(CMH] = 空間体積(m³] × 空間別換気回数(回/h]

CMH(Cubic Meter per Hour)は、1時間あたりの排出/流入する空気の量を意味する標準単位です。


電卓入力項目詳細ガイド

正確な風量算出のため、下記の項目をご確認ください。

1. 空間用途の選択

トイレ、リビングルーム、レストランのキッチンなどの汚染物質の発生の程度によって、推奨される1時間あたりの換気の数が異なります。用途に合った項目を選択してください。

2. 施工面積と層高入力

換気するスペースの床面積と天井の高さを入力します。層高が高いほど、全体の空気量が多くなるため、より大きな容量の換気が必要です。

3. 結果値(CMH/CFM)確認

算出された推奨風量より若干大きい仕様の換気を選択してください。ダクト(配管)抵抗を考慮して、10~20%余裕を置くことをお勧めします。


空間別推奨換気回数基準表

空間用途 換気回数(回/h) 1平方あたりの推奨風量 主な汚染源
住宅用部屋/リビングルーム 5 ~ 10 30 ~ 60 二酸化炭素、微粉
一般オフィス/カフェ 15 ~ 20 100 ~ 200 体臭、事務機器を開く
バスルーム/トイレ 20 ~ 30 300 ~ 500 湿気、悪臭、カビ防止
商業用キッチン/ゴギ 40 ~ 60 1000 以上 調理煙、微粉、油蒸気

専門家実務ノウハウ&チェックリスト

換気性能を最大化するための現場実務のヒントです。

  • 給気(Air Intake)の重要性

    空気を出るだけに新鮮な空気が入らなければなりません。ドアや窓から空気が流入しないと、換気性能が急激に低下します。

  • ダクト(配管)の長さと曲げ

    配管が長くなったり90度に多く折れたりするほど抵抗(静圧)が発生し、風量が減ります。できるだけ短く直線で施工するのが最も有利です。

  • 固定圧換気器の選択

    アパートやヴィラのように共同排気口を使用するところは逆風や抵抗がひどいので、力の良い固定圧専用換気を使用することをお勧めします。


よくある質問(FAQ]

  • Q. CMHとCFMの違いは何ですか?
  • A. CMH は 1 時間あたり 3 平方メートル (m³/h]、CFM は 1 分あたり 3 平方フィート (ft³/min] を意味します。通常1 CFMは約1.7 CMH程度に換算します。
  • Q. 換気装置の騒音を減らすには?
  • A. 容量が小さすぎる製品を最大速度で回すよりも、容量の大きい製品を低速で稼動するか、ダンパー付きの低騒音専用モデルを選択してください。